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昭和63年(1988)8月12日から13日にかけて、九州の南海上にある弱い熱帯低気圧からの暖湿気の流入により、徳島県内は局地的に大雨となった。13日未明には徳島市上八万町の園瀬川で、土木建設機材を堤防に移動しようとした3人が突然の増水で濁流にのまれ、そのうち1... 続きを読む
昭和3年(1928)2月22日午後1時頃、名東郡上八万村の山上より出火し、午後3時頃には八万村字不動山上の樹林帯から福万谷の山林に移り、さらに燃え広がった。当初、徳島消防組が警察、軍隊及び八万消防隊とともに防火作業にあたったが、火の勢いが強く当時の消防力では対... 続きを読む
昭和40年(1965)3月20日11時36分、徳島市福島中町1丁目の建材工場から出火した火災では、化学製品火災の消火の困難性が実証された。工場は原材料、製品、半製品、ウレタンフォームの山にうずまっていたため、防煙器具を持たない消防隊は隣接建物への延焼阻止に全力... 続きを読む
明治18年(1885)9月6日、中林村(現阿南市)の沖合に旋風(竜巻)が起こり、漁船3艘を巻き上げて10間余の高所の松原に落とし、その後才見、日開野、西路見、芥原、中島浦の諸村(全て現阿南市)を通り、那賀川の高瀬船を2間余の所に巻き上げた。その途中、民家を破壊... 続きを読む
平成30年(2018)7月の西日本豪雨により、松山市高浜地区では35箇所で土砂崩れが発生し、全壊7棟、大規模半壊8棟の被害が出たが、人的被害は発生しなかった。本研究では、高浜地区の全2,980世帯へのアンケート調査と中心的な人物へのヒアリング調査により、災害時... 続きを読む