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安政元年(1854)11月5日午後4時大地震が起こり、午後5時頃大津波があり、人々は西福寺や岡地の藪の中に避難したが、強震のため歩行も困難で、空飛ぶ鳥も地に落ちたと伝えられている。この時、米屋は酒造米を避難の人たちに施したという。 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日午前4時15分、南海地震が発生した。田野町では家屋が少しゆがんだり、壁土が落ちたり、塀が倒れるものが多かった。塀の倒壊のため1人が圧死した。海岸汀線が隆起したので、井戸水も少し浅くなった。 続きを読む
安政元年(1854)11月4日東南海道沖地震、5日南海道沖地震、7日伊予西部地震が起きた。「桜田親興日記」によると、宇和島では5日の大地震により家屋が倒壊し、さらに約1時間後に来襲した津波で被害が増した。「松山叢談」によると、松山領内の被害は家中屋敷の全半壊2... 続きを読む
安政4年(1857)8月25日午前9時頃、伊予全域を襲った大地震が起こった。「松山叢談」によると、この地震のために家中からの差上米を100石に5俵の割合で軽減したとあるので、松山城下での被害も大きいものであった。伊予郡西高柳村の「大西家永代日記覚」によると、家... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日、南海地震(M8.1)が起こった。四国の南部では著しく土地が隆起し、四国北部では沈下した。沈下は新居浜市付近で55cm、郡中(伊予市)で30cm、高縄半島の各地で25~30cmほどであった。このため、海岸部では水田が一部水没し... 続きを読む