延享3年の加奈木崩れ

災害年月日
1746年00月00日
市町村
高知県室戸市
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
延享3年(1746)の豪雨災害あるいは宝永4年(1707)の地震の時に、加奈木崩れが発生したとされているが、それより数百年前に発生した可能性があるとの説もある。このため、この研究では支流のせき止め堆積物中の材の14C年代に基づいて、加奈木崩れの発生時期が推定されている。この結果、加奈木崩れの発生が江戸時代以前である可能性はあるが、せき止め堆積物中の材の14C年代からは、堆積地形を形成した大規模な崩壊の発生時期は1707年あるいは1746年と考えられる。
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参考文献
植木岳雪「四国南東部, 加奈木崩れのせき止めによる谷埋め堆積物中の材のAMS14C年代」(日本地すべり学会編「日本地すべり学会誌Vol.44-3」日本地すべり学会、2007年、所収)、41-43頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
宝永地震 豪雨 加奈木崩れ せき止め堆積物 14C年代
NO.
高知1126