当サイトは過去に四国各地で発生した災害に関する情報を収集、整理したものです。
明治23年の豪雨
- 災害年月日
- 1890年09月09日
- 市町村
- 高知県四万十市（中村市）
- 概要
- 明治23年（1890）9月9日午後3時頃から降り始めた雨は10日にやや激しくなり、11日には豪雨となった。四万十川、後川の水量は増加し、低地はもちろん上町、本町辺りも瞬く間に浸水した。人々は山に逃れたが、避難中に船が転覆して9人が死亡した。また、屋後の山の崩壊で3人が圧死した。中村町役場の記録によると、被害は田損地86町余、畑損地70町余、変死人13人、本家流失45戸、全倒13戸、半倒13戸、大破279戸、堤防破壊269間、道路破損22間、大破335間、船舶流失6艘等に及んだ。
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- 原資料
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- 参考文献
- 中村町役場編「中村町史」（中村町役場、1950年）、212-214頁
- 情報源の種類
- 市町村史、郷土史
- キーワード
- 豪雨 四万十川 後川 死者 山崩れ
- NO.
- 高知1039
