文久元年の干ばつ

災害年月日
1861年06月00日
市町村
高知県
災害種類
渇水  
概要
文久元年(1861)5月~7月、干ばつ。真覚寺日記には「6月9日諸方雨乞の祈祷有という。近年未曾有の旱ばつ也、6月20日此頃の旱魃一宮近辺別して甚しく水に乏しく田畑は勿論朝夕飯事に用ひるさへ不自由也という。雁切川徒渡り石立八幡辺りまでも同断、6月22日夜四ツ半頃大雨、鶏鳴頃止む、塵土空に漲る程の干ゆへ雨後大地大に臭し。雨を得て喜ぶ事恰も児童の灸を苦しむ後に砂糖を貰いねぶるが如し。6月23日久しく干ばつに苦しむ処に甘雨頻りに降り百穀又生栄す。」と記されている。
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原資料
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参考文献
高知県編「高知県災害異誌」(高知県、1966年)、53頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
干ばつ 真覚寺日記
NO.
高知796