昭和47年の繁藤災害

災害年月日
1972年07月05日
市町村
高知県香美市(土佐山田町)
災害種類
土砂災害  
概要
昭和47年(1972)7月5日午前6時、繁藤駅前の裏山が崩れ、6時45分の第二回目の山崩れにより消防団員が生き埋めとなった。6時48分第三回目の山崩れ。10時50分生き埋めとなった消防団員の着衣が見え、手作業で救出作業を開始しようとした10時54分、第四回目の土砂崩れが発生した。10万立米の土砂が一瞬のうちに駅前付近の集落や停車中の列車を押し流し、60人が行方不明となった。最後の遺体が発見されたのは、翌昭和48年2月下流の護岸工事中であった。
地理院地図
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備考
繁藤には繁藤災害の慰霊塔が建立されている。
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原資料
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参考文献
土佐山田町史編纂委員会編「土佐山田町史」(土佐山田町教育委員会、1979年)、831-834頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
繁藤災害 死者 2次災害
NO.
高知472