大正元年の蛸山崩壊

災害年月日
1912年00月00日
市町村
香川県高松市(塩江町)
災害種類
土砂災害  
概要
大正元年(1912)、台風に伴う豪雨により、塩江町上西地区では蛸山山頂が大崩壊した。崩壊土砂量は約90万立米で、人家5戸と多くの家畜が埋没し、死者26人の被害が出た。この報告では、一時避難場所や避難経路の安全性に関する情報の整備が住民の避難行動を促す条件の一つであるとの仮説のもと、塩江町の中で集落から指定避難場所までの平均距離が最も遠い上西地区を対象に、集落単位での一時避難場所の選定手法を提案した。
地理院地図
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備考
蛸山大崩壊の慰霊碑が内場ダムの貯水池西側に建立されている。
参考画像
参考文献
林宏年・長谷川修一・野々村敦子・山中稔・佐藤知紀「中山間地における土砂災害に対して安全な一時避難場所の選定方法」(自然災害学会編「自然災害科学Vol.29-1」自然災害学会、2010年、所収)、73-81頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
台風 蛸山崩壊 死者 一時避難場所 塩江町上西地区
NO.
香川1782