昭和51年の台風17号

災害年月日
1976年09月11日
市町村
香川県小豆島
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
昭和51年(1976)9月8日午後から、台風17号による雨が降り始め、11日には豪雨となって、至る所で山地崩壊、崖崩れ、土石流が発生した。内海町、土庄町、池田町の合計で死者は39人であったが、特に池田町谷尻地区では集落35戸のうち、18戸が土石流により海まで押し流され、犠牲者は24人に及んだ。小豆島で多くの死者が出た原因の一つは、島の中央の山地から海に放射状に小渓流が発達しているため、道路が寸断されると、集落が孤立化することである。今回も、交通が途絶した地区では漁船で避難した。
地理院地図
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備考
谷尻には昭和51年の台風17号に関する復旧記念之碑が建立されている。
参考画像
参考文献
斉藤実・西田卓荘・泉山智著「7617号台風による香川小豆島地区の土砂災害について」(第12回土質工学会研究発表会、1977年)、12-19頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
台風 豪雨 土石流 谷尻 集落孤立
NO.
香川1684