明治10年の水争い

災害年月日
1877年00月00日
市町村
香川県高松市
災害種類
渇水  
概要
明治10年(1877)夏、西潟元村(高松市屋島西町)では田植え水が不足したため、久米池からの配水を要請したところ、春日村、新田村(高松市春日町、新田町)から拒否された。このため、東・西潟元村は久米池貯水の平等配水を要求して裁判所に提訴した。久米池の配水については、新掛かりの東・西潟元村に対し、水利費は平等に負担させながら、用水は田植え後の補給水しか認めない「足し水の慣行」が続いていた。裁判の結果、大審院で江戸時代から続いてきた水利慣行が認められた。
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参考文献
香川県土地改良事業団体連合会編「香川県土地改良事業団体連合会50年史」(香川県土地改良事業団体連合会、2008年)、502-509頁
情報源の種類
その他文献等
キーワード
水争い 足し水の慣行 東・西潟元村 春日村 新田村
NO.
香川1586