昭和14年の干ばつ

災害年月日
1939年00月00日
市町村
香川県綾川町(綾南町)
災害種類
渇水  
概要
昭和14年(1939)の年間雨量は698.3ミリ(平年1,200ミリ)で、多度津測候所開設以来、明治27年(1894)に次ぐ大干ばつであった。各所で新しく出水(井戸)を掘り、夜を徹して田畑への冠水が行われた。7月23日には、藤岡長敏県知事が滝宮天満宮で雨乞い祈願を行ったが、雨らしき雨があったのは8月末であった。折角の雨も穂孕み時期を失した稲穂には効果がなく、やっとの思いで収穫した米は平年の3割作であった。
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参考文献
讃岐のため池誌編さん委員会編「讃岐のため池誌」(香川県農林水産部土地改良課、2000年)、826-827頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
干ばつ 井戸掘り 県知事 滝宮天満宮 雨乞い祈願
NO.
香川1540