昭和49年の台風8号

災害年月日
1974年07月06日
市町村
香川県小豆島町(内海町)
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
昭和49年(1974)7月6日、台風8号が梅雨前線を刺激して、内海町の降雨量は6日9時~7日9時に365ミリを観測し、年間雨量の約4分の1が1日に降った。このため、19時から24時にかけて河川は増水し、満潮時が重なり、安田、苗羽地区は浸水家屋が続出した。また、急傾斜地が多い橘、岩谷、福田、吉田地区では土砂崩れが起こり、橘地区の19人をはじめ29人の死者が出たほか、被害は重傷者18人、軽傷者23人、全壊57戸、半壊71戸、床上浸水1,081戸、床下浸水855戸等に及んだ。体験記が掲載されている。
地理院地図
Googleマップ
備考
昭和49年の台風8号及び昭和51年の台風17号による土石流災害が再び起こらないように、内海町には「やすらぎの塔」が建立されている。
参考画像

原資料
原資料PDF1を表示する
参考文献
内海町災害の記録編集委員会編「昭和49年7月台風8号による集中豪雨 災害の記録」(内海町、1975年)、1-19頁及び40-41頁及び50-59頁
情報源の種類
災害記録、災害体験集
キーワード
台風 大雨 土砂崩れ 死者 体験記
NO.
香川1415