宝永4年の南海地震

災害年月日
1707年10月28日
市町村
愛媛県
災害種類
地震・津波  
概要
宝永4年(1707)10月4日、南海トラフを震源とする地震により、県内全域に大きな被害。宇和島藩では2m以上の津波により藩主達も高台に避難し、7,273石の田が汐入となり、死者12人、流失333軒、全壊167軒の被害が出た。伊予吉田藩でも12人が犠牲となった。松山地方では道後温泉の湧出が止まった。また、西条市玉津の碇神社棟札には、宝永4年の地震に伴う地盤沈下のため高潮が満ちるようになり、翌年の高潮によって社殿が大破し、正徳2年に遷宮したと記されている。
地理院地図
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原資料
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参考文献
愛媛県歴史文化博物館編「四国・愛媛の災害史と文化財レスキュー」(伊予鉄総合企画、2020年)、102頁、112-117頁
情報源の種類
災害記録、災害体験集
キーワード
宝永南海地震 津波 死者 道後温泉 地盤沈下
NO.
愛媛9304