嘉永7年の地震

災害年月日
1854年12月23日
市町村
徳島県阿南市
災害種類
地震・津波  
概要
嘉永7年(1854)11月4日4ツ時(午前10時頃)地震が起こり、高潮が浜土手を越え、川筋を奥手まで上がったが、その後海上は静かになってその日は暮れた。翌5日夕7ツ時(午後4時頃)大地震が起こり、樹木が動揺し、響きは山谷にわたり鳴り止まなかった。酉の刻(午後6時頃)に見上げるほどの高潮がやってきたので、若い人は老人を助け、子どもを携え、牛馬を駆り、器財を担うなどさまざまに逃げた。家の流失9軒、浸水18軒、土砂堆積の田30余町に及んだ。(椿八幡神社の常夜燈の礎石による)
地理院地図
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備考
阿南市椿泊の八幡神社の常夜灯
参考画像
参考文献
田所一太著「椿村史 昭和十五年十月刊 復刻版」(椿泊漁業協同組合、2021年)、132頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
安政地震 津波 椿八幡神社 常夜燈
NO.
徳島8522