永正9年の津波

災害年月日
1512年09月13日
市町村
徳島県海陽町(宍喰町)
災害種類
地震・津波  
概要
永正9年(1512)8月4日に宍喰浦を襲った津波では、多くの人的被害を出したことが「震潮記」に記録されているが、これ以外には確認されていないため、「幻の津波」とされている。本研究では、永正津波の原因が海底地すべりであると仮定し、海底地形調査により地すべり地形を取得し、海底地質が四万十帯と同じで長大斜面での地すべりが起こったという条件で海底斜面の安定性検討等を行った。この結果、3つのブロックでほぼ同時に地すべりが発生し、大規模な津波を引き起こしたと考えられる等の結論が得られた。
地理院地図
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参考文献
権容大・馬場俊孝・蒋景彩「永正地震津波の解明を目的とした海部灘海底地すべり調査」(土木学会四国支部編「土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集」、2018年)
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
永正津波 震潮記 幻の津波 海底地すべり 海底地形調査
NO.
徳島8275