昭和18年7月・9月の台風

災害年月日
1943年07月22日
市町村
愛媛県八幡浜市
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
昭和18年(1943)7月22日~24日、台風により、南予北部の八幡浜市などは猛烈な集中豪雨に見舞われた。戦争中のため、無計画な森林伐採や、銅山の廃棄鉱石の放置によって荒れていた山々が集中豪雨によって地すべりを起こし、河川は決壊し、田畑や家屋が流されたり冠水したりして大被害となった。この年は9月にも台風に襲われて、被害が拡大した。7月の雨は700ミリを超す豪雨となり、市内の主な河川の千丈川、五反田川、喜木川、宮内川は氾濫した。大洲・八幡浜地域の死者・行方不明者は134人となった。
地理院地図
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原資料
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参考文献
八幡浜市誌編纂会編「合併10周年記念版 八幡浜市史 第1巻 歴史編」(八幡浜市、2018年)、166-167頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 集中豪雨 地すべり 水害 死者
NO.
愛媛9178