平成6年の渇水

災害年月日
1994年00月00日
市町村
香川県観音寺市(大野原町)
災害種類
渇水  
概要
平成6年(1994)、大野原町の日照時間は2,391時間(平年2,074時間)、降水量は678ミリ(平年1,132ミリ)で、水稲、野菜、果樹、畜産に大きな影響を与えた。被害総額は約2億円にのぼる。異常な水不足は住民生活にも及び、農業用水を節約して生活用水に回すため、農家は田の土の上を水が走る程度で水を止める「走り水」と呼ばれる灌漑方式を復活させた。米作は、農家の自助努力と香川用水の恩恵により、平年の105%豊作となった。
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原資料
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参考文献
新修大野原町誌編さん委員会編「新修 大野原町誌」(大野原町、2005)、821-824頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
干ばつ 走り水 豊作
NO.
香川395