宝暦12年の白坂池の水論

災害年月日
1762年07月17日
市町村
香川県三豊市(高瀬町)
災害種類
渇水  
概要
宝暦12年(1762)5月26日、白坂池で本ノ大村の水番6人と池守5人が配水していたところ、羽方村の百姓100余人、本ノ大村の百姓20余人が押し寄せて口論となり双方に負傷者を出した。結局、財田組と高瀬組の大庄屋らにより、今後白坂池の水について池守の妨害をしないなどの一札を入れ内済とすることで決着した。通常、池所と池掛では池所の利配水権が強いが、内済にこだわったのは、池掛の本ノ大村(高瀬組)が丸亀藩領、池所の羽方村(財田組)がその支藩の多度津藩ということのためである。
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原資料
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参考文献
高瀬町編「高瀬町史 通史編」(高瀬町、2005年)、306頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
干ばつ 白坂池 本ノ大村 羽方村 内済
NO.
香川336