平成10年の台風10号

災害年月日
1998年10月17日
市町村
愛媛県八幡浜市
災害種類
土砂災害  
概要
平成10年(1998)10月17日21時頃、台風10号は高知県西部に再上陸し、愛媛県東部から高松市を通過し、瀬戸内海に抜けた。八幡浜市の南裏地区では、標高360m付近の尾根部で地すべりが発生した。地すべり発生時の降雨状況は、日雨量145ミリ、最大時間雨量31ミリであった。地すべりの規模は最大すべり深7m程度、面積580㎡、末端崩壊土砂量30立米であった。なお、地すべり発生前に5世帯13人が自主的に避難していたため、人的被害は免れた。
地理院地図
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参考文献
平松晋也・久保田哲也・松村和樹・千葉淳「1998年10月台風10号により愛媛県・岡山県で発生した土砂災害(速報)」(砂防学会編「砂防学会誌Vol.51-6」砂防学会、1999年、所収)、40-45頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
台風 南裏 地すべり 住民避難
NO.
愛媛1873