平成11年の台風16号

災害年月日
1999年09月15日
市町村
愛媛県重信川流域
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
平成11年(1999)9月15日、台風16号が襲来し、問屋観測所の連続雨量は250ミリに達し、重信川流域では土石流が多発した。しかし、昭和18年災害では死者114人、行方不明20人、被災家屋12,470戸、昭和20年災害では死者16人、行方不明20人、被災家屋11,200余戸の被害があったのに比べて、今回の台風16号の被害は死者・行方不明0人、倉庫1戸全壊と軽微であった。長年にわたって整備されてきた砂防施設により、土石流のほとんどが補足されたり、誘導されたため、被害を最小限にとどめることができた。
地理院地図
Googleマップ
参考文献
建設省四国地方建設局四国山地砂防工事事務所編「平成11年9月重信川流域 土砂災害の実態」(建設省四国地方建設局四国山地砂防工事事務所、1999年)、頁なし
情報源の種類
災害記録、災害体験集
キーワード
台風 土石流 砂防施設の効果
NO.
愛媛1835