明治19年の台風

災害年月日
1886年09月18日
市町村
愛媛県
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
明治19年(1886)9月18日、愛媛県は暴風雨に見舞われた。このため、立岩川、石手川の堤防が決壊したほか、河川の氾濫が相次ぎ大きな被害を受けた。その後も降り続いた雨により、被害は県下全域に及んだ。特に喜多郡櫛生村(長浜町)では須沢川の上流谷の奥で山崩れが発生して死者39人、家屋の埋没等72戸等、風早郡では立岩川の堤防が数箇所決壊して大洪水となり尾儀原村などの立岩川流域では溺死者18人、家屋流失74戸等を出すなど大惨事となった。
地理院地図
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参考文献
愛媛県警察史編さん委員会編「愛媛県警察史 第1巻」(愛媛県警察本部、1973年)、734-735頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 立岩川 須沢川 山崩れ 死者
NO.
愛媛1752