元文4年の水論

災害年月日
1739年07月00日
市町村
愛媛県東温市(重信町)
災害種類
渇水  
概要
元文4年(1739)6月、干ばつにより重信川の流水が減少したため、菖蒲堰の上堰側は堰を二重にして慣行の禁止事項である土砂でせき止めた。このため、下堰側はこの措置の不当を訴えて、北方村庄屋に抗議をした。しかし、上堰側も用水量が不足していたため、話し合いは進まず、下堰側の農民は堰を切り崩した。郡役人が仲介して五分五分に用水を折半するという提案があったが、下堰側は従来からの六分の分水率を主張して提案を拒否した。
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原資料
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参考文献
重信町誌編纂委員会編「重信町誌」(重信町、1975年)、300-301頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
干ばつ 水論 重信川 菖蒲堰
NO.
愛媛909