昭和14年の干ばつ

災害年月日
1939年07月00日
市町村
愛媛県今治市(宮窪町)
災害種類
渇水  
概要
昭和14年(1939)7月初めから夏型の気圧配置で、高温寡雨で、宮窪町では植え付けしてもその後の水不足のため収穫皆無となる田もあった。その中で、向側の共同耕作は特筆される。その方法は、脇田農事実行組合、法金農事実行組合が協力して、数原池掛りの水田7町6反余のうち3町6反余を池の貯水のみで共同で植え付け、被害を最小限度に食い止めたというものであった。秋の収穫は54石余で、平年の約55%であったが、これを複雑な分配方法で関係者全員納得の上、公平に現物を分配した。
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原資料
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参考文献
宮窪町誌編集委員会編「宮窪町誌」(宮窪町、1994年)、596-597頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
干ばつ 共同耕作 数原池 被害軽減
NO.
愛媛759