明治30年の土佐水

災害年月日
1897年09月00日
市町村
徳島県吉野川流域
災害種類
風水害  
概要
明治30年(1897)9月、吉野川で土佐水が発生した。下流平野の降雨は少ないが、上流水源地に多量に降った雨で本流の水位は3丈3尺と高くなり、大規模な破堤が本流沿いに数多く起きた。最大のものは名西郡の下六条堤で起き、切巾は300間と言われ、影響範囲は一村や二村ではすまなかった。また、板野郡の先須賀堤の100間巾の決壊が報道されている。
地理院地図
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参考文献
澤田健吉「吉野川の歴史(その5)-徳島の地方新聞にみる明治年間の治水動勢-」(土木学会土木史研究委員会編「日本土木史研究発表会論文集Vol.5」土木学会土木史研究委員会、1985年)、174-175頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
土佐水 吉野川 破堤 下六丈堤 先須賀堤
NO.
徳島7233