享和元年の洪水

災害年月日
1801年00月00日
市町村
徳島県吉野川流域
災害種類
風水害  
概要
享和元年(1801)、吉野川で洪水が起こった。この発表では、徳島藩の郡代たちの民情視察の報告書である「一昨年以来相手懸候御用方申上帳」(享和2年刊行)に基づき、被災実態等を明らかにしている。これによると、享和元年の洪水により、被災家数は阿波・麻植郡3,018軒、名西郡1,409軒、名東郡3,514軒、板野郡926軒に及んだ。洪水被害は岩津狭窄部から下流で大きく、特に中下流の南岸で大きいことが分かる。
地理院地図
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参考文献
松下師一「検証 享和元年吉野川洪水」(吉野川文化研究会編「シンポジウム 吉野川再考Ⅳ-洪水と洪水遺産-」吉野川文化研究会、1995年)、8-15頁
情報源の種類
その他文献等
キーワード
洪水 吉野川 一昨年以来相手懸候御用方申上帳
NO.
徳島6712