安政4年の八朔水

災害年月日
1857年09月18日
市町村
徳島県吉野川流域
災害種類
風水害  
概要
安政4年(1857)7月29日から降り始めて、8月1日に豪雨となったので、「八朔水」という。旧吉野川の破堤で、大麻町板東の津慈、川崎、三俣方面が浸水したのをはじめ、川内町も鈴江の堤防が切れて別宮川から浸水、305戸が倒壊した。この時は風も強く、三好郡池田町では周囲3尺の桐の木が引き抜かれて空中に飛び上がり、10戸以上が倒れ、妙見道路に水が2尺のったという。吉野川全域にわたる洪水だったことが想像できる。
地理院地図
Googleマップ
参考文献
毎日新聞社編「吉野川」(毎日新聞社、1960年)、107頁及び119頁
情報源の種類
その他文献等
キーワード
洪水 八朔水 吉野川 旧吉野川 堤防決壊
NO.
徳島6334