昭和22年の大火

災害年月日
1947年02月01日
市町村
徳島県小松島市
災害種類
火災  
概要
昭和22年(1947)2月1日午前2時頃、小松島駅前より西の付近から出火し、二条通、一条通にかけて大火となり、焼損家屋25戸の損害を出して、午前4時頃に鎮火した。火元は生活必需品配給組合であった。当時の消防機具は手曳きガソリンポンプが主で、火災発生中の現場でガソリンポンプに使う燃料をめぐって販売業者と消防が「ガソリンを出せ」、「配給キップが無いと出せない」と大論争があったという。初期消火の失敗が大火の要因となった。これを契機に小松島町常備消防部(消防署の前身)が設立された。
地理院地図
Googleマップ
原資料
原資料PDF1を表示する
参考文献
小松島市消防本部編「小松島市消防史」(小松島市、1976年)、28-29頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
火災 配給制 初期消火 常備消防部
NO.
徳島5889