安政元年の南海地震

災害年月日
1854年12月24日
市町村
徳島県
災害種類
地震・津波  
概要
嘉永7年(1854)11月5日、南海沖の地震により、徳島の沿岸部は多大な被害を受けた。蜂須賀家の編年史である「阿淡年表秘録」によると、発生後11日で阿波国内での被害は石高85,000石余、潰家2,795軒、流失家3,800軒、焼失家3,570軒、死者150人などに及んだという。長江正一「阿波に於ける地震の研究」では、小松島市の多田家所蔵の資料をもとに、御救い小屋の設置、救恤のあり方、埠頭・道路の修繕、免租のほか、私財を投じて救済を行った商人・富豪の活動などについても記している。
地理院地図
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参考文献
金原祐樹「安政大地震における情報収集と復興」(徳島地方史研究会編集委員会編「史窓 第27号」徳島地方史研究会、1997年、所収)、127-129頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
安政南海地震 死者 阿淡年表秘録 阿波に於ける地震の研究
NO.
徳島262