大正11年の旋風

災害年月日
1922年08月02日
市町村
徳島県三好市(三野町)
災害種類
風水害  
概要
大正11年(1922)8月2日正午より、清水村では一天にわかにかき曇り、雨乞山から夕立がくるような現象が起きたかと思うと、西の滝谷付近から一大音響が聞こえ、急激な風が起こった。この旋風は荒神社を中心に約40分間移動せずに旋回したため、周囲約500~600m間に大きな被害を与えた。被害は死者2人、重傷者8人、軽傷者12人、家屋の倒壊等30数戸に及び、瓦、塀その他の被害を受けた戸数を合わせると清水の8割の家屋が被害を受けた。旋風の概要を示した小冊子「三野町之旋風」が掲載されている。
地理院地図
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原資料
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参考文献
三野町誌編集委員会編「三野町誌」(三野町、1974年)、24-28頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
旋風 清水村 荒神社 死者 三野町之旋風
NO.
徳島4202