大正4年の強風

災害年月日
1915年09月00日
市町村
徳島県神山町
災害種類
風水害  
概要
大正4年(1915)9月朝から暴風雨が襲来し、夜には風雨がますます強くなったが、夜半過ぎ頃からようやく小降りになり、後に雨は止んだ。午前4時頃から3時間余り、西からのいわゆる「から風」が強く吹きまくった。これに台風一過後の朝日が差すと、稲は一面の真っ白な穂と化した。村当局は早速政府に、公課免租願いの手続きをとった。特に中稲は村内でほとんど全滅となり、翌年の種籾さえなかったほどであった。
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原資料
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参考文献
神領村誌編集委員会編「神領村誌」(神領村誌編集委員会、1960年)、533頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 から風 免租
NO.
徳島3946