大正元年の洪水

災害年月日
1912年09月23日
市町村
徳島県徳島市
災害種類
風水害  
概要
大正元年(1912)9月23日~25日、大暴風雨により未曾有の大水害が発生した。被害は、家屋の流失24戸、全壊14戸、半壊145戸、負傷1人、牛馬の流亡7頭に及んだ。また、村内の交通は自由を失い、米麦その他家財への損害を受け、絶食数日に及ぶ者もあった。このため、国府町より人夫を雇い入れ、吏員は数日徹夜して村内6箇所で炊き出しを行った。その量は5石7斗、戸数330戸、人員1,391人に達した。
地理院地図
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参考文献
南井上地区文化おこし推進協議会編「郷土誌 ふるさとの歴史探訪」(南井上地区文化おこし推進協議会、1992年)、15頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 洪水 炊き出し
NO.
徳島3068