慶応2年の寅の水

災害年月日
1866年08月10日
市町村
徳島県阿南市
災害種類
風水害  
概要
慶応2年(1866)7月1日からの大風雨で、6日、7日は前代未聞の洪水となり、七夕水と名付けられた。那賀川の洪水は大きく、桑野川の堤防が富岡の下で切れ、見能方から打樋に流れ、此所で堤防が決壊し、流失家屋の被害が出た。農作物の被害も甚大だったようであるが、洪水が昼であったため人の死亡は少なかったとのことである。(「見能林村志」による)
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参考文献
阿南市見能林町見能方協議会編「見能方のいまとむかし」(阿南市見能林町見能方協議会、1985年)、38頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
七夕水 桑野川 堤防決壊 死者 見能林村志
NO.
徳島2763