大正4年の台風

災害年月日
1915年09月08日
市町村
徳島県美波町(日和佐町)
災害種類
風水害  
概要
大正4年(1915)9月8日、九州のはるか南方から北上を続けた台風が大隅半島へ上陸して、北九州を通過し、朝鮮東岸に沿って進んだ。日和佐町内では、ちょうど水稲の開花期にあたっていたため、稲が白穂になった。古老の話では、雨が少なく、風が烈しかったのはまれなことで、稲は白穂になり、山の樹木は多数折れたり倒れたりした。海部郡の人々は、これを「アホウ風」と言っていた。
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原資料
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参考文献
日和佐町史編纂委員会編「日和佐町史」(日和佐町、1984年)、883-884頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 強風 アホウ風
NO.
徳島1766