明治25年辰の水

災害年月日
1892年07月27日
市町村
徳島県那賀町(鷲敷町)
災害種類
風水害  
概要
明治25年(1892)7月24日の夜、那賀川は増水したが、翌25日には平水となった。これは荒谷山三文峠が大崩壊して、那賀川の水を堰き止めたためであった。27日午後4時過ぎになって、堰き止めていた土砂が崩れ始め、その水は約17m余の濁流となって家屋田畑を壊流した。和食では、濁流を警戒して、村費で人夫を雇い、ヒグレ山で水の来るのを見たら、空砲で合図をすることにしていた。人々は空砲を合図に、身の回り品などを携帯して秋葉山に避難した。
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原資料
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参考文献
鷲敷町誌編纂委員会編「鷲敷町史」(鷲敷町、1981年)、673-677頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
辰の水 高磯山崩壊 那賀川 秋葉山
NO.
徳島1591