宝永4年の地震による加奈木崩壊

災害年月日
1707年00月00日
市町村
高知県室戸市
災害種類
土砂災害  地震・津波  
概要
宝永4年(1707)の地震により、室戸市佐喜浜川の源頭部で大規模崩壊が発生し、加奈木の崩えと呼ばれている。加奈木の崩えでは、大正6年から昭和39年の47年間にわたる治山工事によって、斜面は小康状態を保っているが、トップリングにより緩んだ斜面は今後、巨大地震が発生した際に大規模に崩壊する可能性もある。本研究では、加奈木の崩えをモデル地域として、地形情報と岩盤の比抵抗情報を用いて大規模崩壊危険箇所を推定する手法を検討している。
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参考文献
野々村敦子・長谷川修一・佐々木良一・河戸克志・小野田敏・千葉達朗「地形情報と比抵抗情報を併用して地震によるトップリング崩壊危険斜面を抽出する」(京都大学防災研究所研究集会「深層崩壊」2012年)、90-98頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
宝永地震 加奈木の崩え 大規模崩壊 トップリング 空中電磁探査
NO.
高知5264