宝永4年の地震

災害年月日
1707年10月28日
市町村
高知県須崎市
災害種類
地震・津波  
概要
宝永4年(1707)10月4日、大地震により津波が起こり、須崎で400余人が溺死した。この惨禍を後世の教訓として碑に残したのが「宝永津浪溺死之塚」である。この碑は130年忌の法用を営み改葬するに当たって、須崎郷浦の世話人によって計画が進められていた折に安政地震に遭遇するが、その時には宝永の大地震の体験が生かされて多くの犠牲者を出すことはなかった。この宝永津浪溺死之塚のほかに、宝永津浪の供養碑が津野神社と二ツ石大師堂に建立されている。
地理院地図
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参考画像

参考文献
香崎和平「須崎の津浪の碑と宝永大地震」(土佐史談会編「土佐史談 第185号」1991年)、112-115頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
宝永地震 津浪 死者 宝永津浪溺死之塚 供養碑
NO.
高知5261