康安元年/正平16年の地震

災害年月日
1361年07月20日
市町村
徳島県美波町(由岐町)
災害種類
地震・津波  
概要
康安元年/正平16年(1361)6月18日、大地震が発生し、津波により由岐に大きな被害が出た。太平記には、「阿波の雪湊(由岐みなと)と言う浦には俄に大山の如くなる潮張り来って在家1,700余宇、悉く引潮に連て海底に沈しかば、家々に在る所の僧俗男女、牛馬鶏犬一も不残底のみくずとなりにけり」と記されている。
地理院地図
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備考
東由岐イヤ谷の中腹には、地震から20年後の康暦2年(1380)に建立された慰霊碑が立っている。また、西の地の子安地蔵内には貞治6年(1367)につくられた碑がある。
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原資料
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参考文献
由岐町史編纂委員会編「由岐町史 下巻<図説・通史編>」(由岐町、1994年)、56-57頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
康安地震 正平地震 津波 太平記 死者
NO.
徳島111