文化12年の洪水

災害年月日
1815年08月10日
市町村
高知県南国市
災害種類
風水害  
概要
文化12年(1815)7月6日から8日まで日夜続いた大風雨のため、未曾有の大洪水となった。物部川の両岸の堤塘は3分位を残して決壊したため、下流諸村は大損害をこうむった。田畑、家屋を流し、流死する者も夥しく、諸道具、飯米等も流した者も多く、浸水家屋は床上2~3尺も泥土が堆積していたという。田村村では上島よりも王子の被害が多大であった。田村堰は大破し、井口から下の立田の宮の東、楠の本井口まで大埋まりで、王子川も清元まで大埋まりとなった。(「田村誌」による)
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原資料
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参考文献
建設省高知工事事務所編「高知工事事務所四十年史」(四国建設弘済会、1987年)、154頁及び156頁
情報源の種類
その他文献等
キーワード
風雨 洪水 物部川 田村堰 田村誌
NO.
高知4738