当サイトは過去に四国各地で発生した災害に関する情報を収集、整理したものです。
大正9年の洪水
- 災害年月日
- 1920年08月15日
- 市町村
- 高知県土佐清水市
- 災害種類
- 風水害
- 概要
- 大正9年（1920）8月15日、大雨のため、下の加江川流域は一面の泥海となり、田畑はほとんど砂れきの原と化した。とりわけ永野堰から小方堰にいたる堤防が50余間決壊したため、60余町歩が一夜にして荒野原となった。市野々地区では30余町歩が砂れきのはらとなり、全戸が浸水し、このうち2戸が流失した。この洪水は平水より27尺８約8ｍ）の増水であったと記録されている。翌大正10年に、村人たちは「下の加江耕地整理組合」を組織し、荒廃した土地の復旧工事に着手し、昭和2年に竣工した。
- 地理院地図
- Googleマップ
- 備考
- 五味の天満宮には大正9年の洪水と耕地整理に関する碑が建立されている。
- 参考画像
- 参考文献
- 橋本登著「下茅の歴史」（橋本美恵子、1975年）、62-63頁
- 情報源の種類
- その他文献等
- キーワード
- 大雨 洪水 下の加江川 堤防決壊 下の加江耕地整理組合
- NO.
- 高知4355
