大正元年8月の台風

災害年月日
1912年08月23日
市町村
高知県
災害種類
風水害  高潮  
概要
大正元年(1912)8月23日夜、台風が土佐沖を北上して夜須付近に上陸した。東部は烈しい暴風雨、高潮となり、被害甚大であった。安芸郡の被害は死者33人、全潰1,854戸、半潰1,240戸、大破2,100戸、浸水115戸、漁船82隻であった。室戸町誌には「松の大木を倒す。津波あり港の被害大、波は渡川橋まで」と、羽根村村史には「新築の小学校39間2棟、中川内分校、八幡宮本殿外寺2、人家372倒、167半潰、漁船山林8分、作物6分の被害、戎町に波入り南側の人家は床上浸水道路上2尺余」と記されている。
地理院地図
Googleマップ
原資料
原資料PDF1を表示する
参考文献
高知県編「高知県災害異誌」(高知県、1966年)、78頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 高潮 死者 室戸町誌 羽根村村史
NO.
高知3899