文久3年の風雨

災害年月日
1863年03月25日
市町村
高知県
災害種類
風水害  
概要
文久3年(1863)2月7日~8日、風雨。真覚寺日記には「7日夜中大風雨、波ますます高し。8日四ツ(10時)頃止む。浪大いに高し。東灘津呂の鯨船久保津の帰りを竜の磯に碇をおろし日和を見合す打ち風浪の為碇綱を切られ磯繋ぐことも出来難く、矢帆斗にて沖合へ出るに間もなく船横になる。此船に布団7、80枚も積み鯨の油、鯨の不塩、金子の類悉く海に沈む。乗合5、6人の内19才になる男は其家富て万事不足なき者なるが、衆人に向いいう様最早命も危し。・・・」と記されている。
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原資料
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参考文献
高知県編「高知県災害異誌」(高知県、1966年)、55頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
風雨 真覚寺日記
NO.
高知3839