安政2年7月の風雨

災害年月日
1855年08月26日
市町村
高知県土佐市
災害種類
風水害  高潮  
概要
安政2年(1855)7月14日、大風雨、洪水、汐高越堤所々破損。(「御家略記」による)三災録には「14日より風雨となる。潮高く大震の日より2尺高く平和の汐より都合5尺4、5寸高りしという」と記されている。真覚寺日記には「風吹き波高し、四ツ(10時)頃より大時化。波は陸へ漸々に上り風雨は次第に烈しく四方の戸を閉め潜み居る。日入頃雨やみ雲少しなおる。庭木の梨只の一つも木になき様に吹落されしは誠に残念。雨中宇佐中町の浜にて漁船の新造を竜郷上げ落し三ツ程にさけ砕くという」と記されている。
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原資料
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参考文献
高知県編「高知県災害異誌」(高知県、1966年)、48頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
風雨 洪水 高潮 三災録 真覚寺日記
NO.
高知3823