昭和34年の伊勢湾台風

災害年月日
1959年09月26日
市町村
高知県
災害種類
風水害  
概要
昭和34年(1959)9月26日、伊勢湾台風の影響で、東洋町野根では高さ10mの大波が押し寄せ、平常の波打ち際より150~200m離れた住家地帯にも押し寄せた。県下の被害は、死者4人、負傷者78人、家屋の全壊66棟、半壊65棟、田の流失33ha、冠水68ha、畑の流失9ha、冠水17ha、道路損壊36箇所などの被害が出た。死者のうち1人は安芸土木出張所の職員で、26日午後3時半頃、安芸市伊尾木の大山岬の国道55号脇で災害状況調査の写真撮影中に髙波にさらわれて殉職した。
地理院地図
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備考
大山岬の現場と高知県安芸総合庁舎前には、殉職の碑が建立されている。
参考画像
参考文献
高知県土木史編纂委員会編「高知県土木史」(高知県建設業協会、1998年)、482-483頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
伊勢湾台風 死者 髙波
NO.
高知3384