大正5年の大雪

災害年月日
1916年12月27日
市町村
高知県梼原町
災害種類
雪害  
概要
大正5年(1916)12月26日~翌年2月27日、大雪が降り続き、120年来の大雪という。四万川、分丸、坪野田、井桑は丈余の高さに雪はかさみ、近所隣へ通行もできずトンネルを抜いて往復したところもあり、牛のだやへ行くことも不可能となり土間へ牛を入れて飼育した人もある。蒔きたる麦も陽に接せざること百日を越え、麦は雪中に腐る。薪がとれず困窮の人は多し。(「町史年表」、「津野山異談続編」による)
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参考文献
二宮清「津野山地域災害異常略年譜~梼原の災異記録を中心にして~」(梼原史談会編「梼原史談 第15号」梼原史談会、1993年)、21頁及び53頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
大雪 梼原町史年表 津野山異談
NO.
高知3259