大正元年の台風

災害年月日
1912年08月23日
市町村
高知県室戸市
災害種類
風水害  高潮  
概要
大正元年(1912)8月23日午前11時から翌24日午前4時まで、台風が猛威を振るった。この台風により、完成したばかりの羽根尋常高等小学校の2棟が倒壊したほか、中川内分教場も、羽根八幡宮も全壊、鑑雄神社の本殿・拝殿は倒壊し、村内の観喜・智泉の2寺院も全壊した。人家の被害は倒壊372戸、半壊167戸、破損1,541棟に及び、漁船は52艘中48艘が流出し、4艘は大破した。山林は8割が倒伏し、農作物は6割が被害を受けた。人的被害は死者1人、軽傷者15人であった。戎町では高潮被害が発生した。
地理院地図
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参考文献
山本武雄「室戸岬測候所と羽根を襲った台風」(土佐史談会「土佐史談第224号」、2003年)、103-106頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
台風 羽根小学校 羽根八幡宮 死者 高潮
NO.
高知3131