当サイトは過去に四国各地で発生した災害に関する情報を収集、整理したものです。
大正9年の豪雨
- 災害年月日
- 1920年08月16日
- 市町村
- 高知県四万十市（中村市）
- 災害種類
- 風水害
- 概要
- 大正9年（1920）8月14日午後4時頃より降雨、15日正午頃豪雨となり雷鳴絶え間なく、16日に浸水。中村町の被害は家屋の全壊4戸、流失1戸、田畑111町歩、桑園56町歩、橋梁流失2箇所。今回は中村町では被害が軽少であったが、幡西、以南地方の惨状は言語に絶す。宿毛町の松田川堤防が決壊し、家屋の流失、人馬の溺死数知れず。郡下の罹災範囲は30ヶ町村に及び、人畜の死傷200を越え、家屋の倒壊・流失450戸、総損害高2,000万円に及ぶ。郡下に1,827円余、うち中村町12円余の御下賜金を賜る。
- 地理院地図
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- 参考文献
- 中村町編「中村町風水害史」（中村町、1938年）、16頁
- 情報源の種類
- 市町村史、郷土史
- キーワード
- 豪雨 洪水 下賜金
- NO.
- 高知2872
