明治19年8月の洪水

災害年月日
1886年08月20日
市町村
高知県四万十市(中村市)
災害種類
風水害  
概要
明治19年(1886)8月20日午後7時頃より東北の暴風雨となり、翌21日正午頃より水量ますます増加し、午後2時頃には家屋の浸水が始まり、家具、木材、器具等の流失が絶えなかった。午後5時の最高水量は四万十川で平水より2丈9尺5寸高であった。不破では住家5、6戸、角崎では住家1戸、その他雪隠、厩の流失が多数あった。市街の水量は上町、本町筋では座上3尺~4尺余、京町筋は高い所でも座上1尺以上に及んだ所もあった。下町、下タ町は大抵3尺~4尺に及び、上ハ町は2尺~5寸ばかりであった。
地理院地図
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参考文献
中村町編「中村町風水害史」(中村町、1938年)、8-10頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 洪水 四万十川
NO.
高知2861