昭和10年8月の台風

災害年月日
1935年08月25日
市町村
高知県四万十町(十和村)
災害種類
風水害  
概要
昭和10年(1935)8月25日~28日、台風が土佐清水付近に上陸し、本県を斜断して高松方面へ抜けた。田野々の雨量は2日間で660ミリに達した。幡多郡の被害は明治23年9月の洪水に次ぐものとなった。十川村では川上ほど水位が高く、田辺十川校訓導宅の前付近は浸水し、道路面から9尺に達した。田畑は大野、川口、地吉、井崎頭の河岸が荒廃し、稲作は6割減となった。村内の損害は田流失7町6反歩、橋梁6箇所「、井堰流失17箇所、浸水家屋105棟、河岸破損、村道破損等で、損害額は約16万円に及んだ。
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原資料
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参考文献
十和村史編纂委員会編「十和村史」(十和村、1984年)、790-791頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 田野々 十川村 四万十川
NO.
高知2486