明治19年の台風

災害年月日
1886年08月20日
市町村
高知県四万十町(窪川町)
災害種類
風水害  
概要
明治19年(1886)8月20日午後7時頃から東北の風が強くなり、翌21日朝から猛烈な台風となった。正午頃から四万十川の水量は増加し、上流からの竹や木材が根こそぎ流れ、松葉川、西川角、宮内など沿川の田畑は耕土がほとんど流出して荒地となった。風も相当強く、窪川市街地などでも屋根瓦の飛ぶ家が多く、大変な損害となった。古老の聞き伝えでは「屋根の瓦の飛ぶ如きは木の葉が風に舞う如きであった」など被害のすさまじさが残されている。
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原資料
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参考文献
窪川町史編集委員会編「窪川町史」(窪川町、2005年)、388-389頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 四万十川 洪水 松葉川 西川角
NO.
高知2411