昭和38年の大雪

災害年月日
1963年01月01日
市町村
高知県津野町(東津野村)
災害種類
雪害  
概要
昭和38年(1963)1月1日から降り始めた雪は、1月15日頃には大雪となり、さらに2月4日まで降った。村では豪雪対策協議会を作って陳情し、1月28日には自衛隊が出動し、本村及び梼原村の除雪にあたった。積雪は新田方面で1m、日曽川、野越では2mとなった。天狗高原の登山道の向側の桧林で雪崩があり、桧が川底の石を10数mの上に押し上げた。この雪のため、布施ヶ坂から西はバス、トラックが入らなくなり、陸の孤島のような状態が数週間続いた。このため、労賃収入の道がたたれ、生活保護家庭が急増した。
地理院地図
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参考文献
東津野村教育委員会編「東津野村史 下」(東津野村教育委員会、1965年)、341-342頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
大雪 豪雪対策協議会 自衛隊出動 雪崩 陸の孤島
NO.
高知2272