昭和50年の台風5号

災害年月日
1975年08月17日
市町村
高知県仁淀川流域
災害種類
風水害  
概要
昭和50年(1975)8月17日午前8時50分、台風5号が宿毛市付近に上陸し、正午頃伊予灘に抜けて山口県に再上陸して日本海に去った。伊野町成山の1時間雨量は、午後5時93ミリ、6時81ミリと続き、その他でも最高時間雨量は佐川で108ミリ、池川で74ミリであった。鉄砲水のため家屋や水田は流失し、道路は寸断し、停電が続き、電話も不通となった。死者・行方不明者は伊野町23人、日高村25人、吾北村5人、土佐市6人、佐川町2人、越知町5人2人など県下で77人に達した。19市町村が災害救助法の適用を受けた。
地理院地図
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参考文献
岡田明治著「仁淀川誌」(仁淀川漁業協同組合、1979年)、305-308頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 鉄砲水 死者 災害救助法
NO.
高知2259